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モンドリアンの『コンポジション』　－　水平と垂直の直線のみによって分割された、赤・青・黄の三原色の世界　

①白い紙、黒いビニールテープ、赤・青・黄の絵の具を用意します。

②白い紙に黒いビニールテープで、水平と垂直の直線をつくります。

③好きなところに、赤・青・黄を塗ります。色を塗らない白い部分も、ひとつの色と考えて進めましょう。黒いテープが絵の具をはじいてくれるので、安心して色塗りができます。

④好きなところを塗り終わったら完成です。モンドリアンは、水平と垂直の直線のみによって分割された画面に、赤・青・黄の三原色のみを用いるという原則を貫いた一連の作品群『コンポジション』がもっともよく知られています。

一見簡単そうに見えますが、実はバランスや構成、センスに優れた素晴らしい作品群です。モンドリアンは、赤・青・黄に加え、白い部分も一色と考えて制作をしています。イブ・サンローランをはじめ多くの芸術家が、この『コンポジション』の影響を受けています。

ピート・モンドリアン（1872 - 1944)

オランダ出身の画家。本格的な抽象絵画を描いた最初期の画家とされています。