障がい児教育、認知症治療、がん治療、心の病のための芸術療法(アートセラピー)
コロナ禍が長引く中、障がい児教育や認知症治療、心の病などのために芸術療法(アートセラピー)を求められる方が増えているそうです。病院の精神科や心療内科に行くのではなく、気軽に、気分転換に、また居場所として身近に通えるところを探されているのかもしれません。
芸術療法(アートセラピー)とは、絵画や造形などの芸術を通して心のケアをするものです。海外では精神科、心療内科だけでなく様々な分野で行われています。
私の絵画教室にも、仕事や日常生活に疲れを感じていらっしゃる方や発達障がいをお持ちの方など、気分転換に通われている方がいらっしゃいます。芸術療法という言葉は特には使っていませんが、楽しく、リラックスでき、またやりたいな!と感じていただけることを何よりも大切にしています。そして、そのためにもっとも大事なのが場の雰囲気です。少人数であること、静かであること、明るいこと。それだけで、皆さんの表情や創作の様子、そして作品までもがガラッと変わります。
これから芸術療法がどんどん求められていくといわれています。どんな社会であれ、皆さんひとりひとりが心豊かに生活できるよう、芸術を通してこれからも何ができるかを探っていきたいと思います。
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