敏感な人、コミュニケーションが苦手な人
最近敏感な人が増えているように感じます。私の教室は、浄水教室の定員は15名、保見教室は10名、長久手市文化の家教室は10名、むもんカンパニー青い空は少人数、と決めています。どの教室も、眺めが良く明るい開放的な場所を選んでいます。いろいろな教室を回り、自分に合った教室を選ばれる方もいらっしゃいますが、毎回教室に来るまでに、苦労されている方もいらっしゃいます。
コロナの影響やスマホやiPadの出現により、人と関わる機会がだんだんと減ってきて、どう人と関わったらよいのか分からなかったり、ちょっとした一言に傷ついたり、また何かトラブルが起こったときに、どう解決したらよいのかわからず戸惑う人が増えているように感じます。また、大人が先回りをして、子どもに失敗させないようにする傾向もあると思います。
『生きる力』という言葉を最近よく耳にしますが、大人が先回りするのではなく、外で近所の友達と思いっきり遊ばせたり、少々のケガや喧嘩も、そっと見守って、まずは自分たちで考えさせてみることが大切だと思います。スマホの画面上で操作させるのではなく、小さいうちからとにかく実際にいろいろな経験をさせてあげること、そして失敗することも、とても大切な経験であることを忘れてはいけないと思います。
どの時代も、子どもたちが生まれ出たときのスタートラインは同じだと思います。そこから先、大人がどうしていくのか、まずは原点に戻ってじっくりと考えることが必要な時が来ているのではないでしょうか。
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